中学2年の男子生徒(14)を蹴ったり殴ったりして、ろっ骨を折る重傷を負わせたなどとして福岡県に住む16歳の少年2人が逮捕されました。
◆2人がかりで何度も殴る蹴るの暴行か
傷害の疑いで逮捕されたのは、福岡県北九州市小倉北区に住む自称アルバイトの少年(16)と、福岡県遠賀町に住む解体作業員の少年(16)です。警察によると、事件は先月18日午後5時半ごろに小倉北区にある公園で起きました。アルバイトの少年は横腹を何度も蹴り、解体作業員の少年は胸や腹を殴った疑いが持たれています。男子生徒はろっ骨を折る重傷を負いました。
◆「横着だった」電話の“話し方”めぐりトラブルか
アルバイトの少年と男子生徒は、中学の先輩、後輩の間柄でした。事件に先立って電話口の話し方をめぐってトラブルになったとみられています。逮捕された少年2人は取り調べに対し「後輩の態度が悪かったため、しめようと思った」「態度が横着だったため殴ったり蹴ったりした」と供述し容疑を認めているということです。