東京都は22日、都内の定点医療機関から直近1週間(12~18日)で報告のあった新型コロナウイルスの患者数が、1定点医療機関あたり5・85人だったと明らかにした。前週比ではほぼ横ばいだが、コロナの感染症法上の分類が「5類」に移行後、患者数は2倍以上に増えており、専門家は注意を呼びかけている。
専門家を交えた「感染症対策連絡会議」の会合で、都が報告した。1定点医療機関あたりの患者数は、前週から0・14人減った。ただ、5月8日の5類移行直後(5月8~14日)の1定点医療機関あたりの患者数は2・4人で、この1か月強で患者数が2・4倍に増えたことになる。
会議に出席した賀来満夫・東北医科薬科大特任教授は、「昨年、一昨年と夏場に感染が拡大したことを踏まえ、必要に応じてマスクを着けるなどの対策をしてほしい」と話した。