共産党の小池晃書記局長は23日、記者会見で次期衆院選の立候補予定者を発表し、穀田恵二国対委員長(76=比例近畿ブロック)と笠井亮氏(70=比例東京ブロック)が次期衆院選には出馬せず、今期限りで勇退することを明らかにした。穀田氏は当選10回で1997年から国対委員長を務め、選対委員長も兼務する重鎮。小池氏は「党派を超えて非常に信頼を集めた政治家。国会のさまざまなルールやいろいろな慣例にしても穀田さんから学んだことは山のようにある。非常に大きな役割を果たして来られた」と功績を振り返った。
共産党は立憲民主党の泉健太代表選挙区である京都3区に西山頌秀(前京都府議)を対抗馬として擁立を予定している。小池氏は「泉代表が候補者調整はしません、とおっしゃっている訳ですから。こちらは門戸を閉ざすつもりはないんですけど、向こうが門戸を今ある意味で門戸を閉ざしている」と指摘した。
立民内では小沢一郎氏や小川淳也前政調会長らが発起人となり、「野党候補の一本化で政権交代を実現する有志の会」を設立し、野党共闘を訴える議員グループの動きが活発化しているが、現状では立民との次期衆院選を向けた候補者調整が進展していない。小池氏は「どの選挙区も例外ではない。我々として粛々と候補者の擁立作業をしていく」と強調した。
また参院議員の田村智子政策委員長が衆議院に鞍替えし、比例東京ブロックで立候補を予定していることも発表された。小池氏は「ベストの国会議員団にしていこうという中で総合的に判断した」と説明した。