福岡の中心地・キャナルシティ博多のブランド店で2500万円相当のネックレス盗難

福岡市博多区の複合商業施設「キャナルシティ博多」内のブランド店で1月、ネックレス約160点(約2500万円相当)が盗まれる窃盗事件が発生していたことが、捜査関係者への取材でわかった。昨年10月には、同市中央区の宝飾品店で指輪約90点(約850万円相当)が盗まれる事件が起きており、福岡県警は両事件に関連がある可能性を視野に捜査を進めている。
捜査関係者などによると、1月11日未明、何者かがブランド店の正面入り口そばの大型ガラスを割って侵入。店内のショーケースを壊し、ネックレス約160点を奪って逃走した。当時は閉店後で、けが人はいなかった。侵入から逃走まで数分間で、県警は複数人が関わっているとみて調べている。
この事件では、盗品の一部を保管したとして、同市の男(20)が福岡地裁に盗品等保管罪で起訴され、今月23日に懲役1年6月、罰金30万円、執行猶予3年の有罪判決を受けた。男は公判で起訴事実を認めたが、「知人から『預かってほしい』とアクセサリーが入った袋を渡された。知人とはその後、連絡が取れなくなった」と述べ、事件への直接的な関与は否定した。
昨年10月20日未明には、同市中央区大名の宝飾品店で、指輪約90点が盗まれた。店舗近くの防犯カメラの映像には、原付きバイクに乗った2人組の男が逃走する姿が映っていたという。
県警は、両事件とも未明にガラスを割って侵入し、ショーケース内の商品を奪い短時間で逃走するなど手口が似ており、関連を調べている。
キャナルシティはJR博多駅の西約800メートルで、九州最大の歓楽街・中洲に近く、観光客も多く訪れる。