立憲民主党に離党届を提出した徳永久志衆院議員(比例代表近畿ブロック)は28日、滋賀県庁で記者会見し、「(立民の)国会対応に違和感を覚えた」などと離党の理由を説明した。当面は無所属で活動し、次期衆院選で滋賀2区から出馬する意向も示した。
徳永氏は、立民が国会会期末に内閣不信任決議案を提出したことに触れ「出すならば準備万端で政権を担う気概があってこそだ」と執行部を批判。立民内に、離党するなら議員辞職して議席を党に返上すべきだとの声があることに関しては「(選挙で)徳永久志と書いた人も7万2000人いる。その思いを受け止めて頑張る」と語り、辞職を否定した。
立民の岡田克也幹事長は28日午後、国会内で記者団に「厳しい対応は避けられない。責任は重い」と述べ、離党届を受理せずに除籍など厳しい対応で臨む考えを示唆した。
[時事通信社]