米ドラマ「奥さまは魔女」のダーリン役で日本語の吹き替えを担当したことなどで知られる歌手、俳優の柳澤愼一(やなぎさわ・しんいち、本名・眞一=しんいち)さんが昨年3月24日、骨髄異形成症候群で亡くなっていたことがわかった。89歳だった。葬儀は近親者で済ませた。
東京出身。戦後、進駐軍キャンプを巡ってジャズを歌い、1952年に歌手デビュー。「スワニー」などの外国曲で人気を博した。日本の喜劇王と呼ばれた榎本健一に認められて喜劇の道に進み、俳優、声優としても活躍。170本以上の映画に出演し、2019年公開の主演映画「兄消える」が遺作となった。福祉活動を長年続け、1981年に総理大臣表彰を受けた。