【許せない!】ミニ水族館で魚が大量死 原因はポイ捨てのタバコの吸い殻か 屋外展示を中心に「子どもの憩いの場が奪われた」館長が怒り

京都の水族館で魚が大量死。
その原因は、たばこのポイ捨てとみられるということです。
(京都・花園教会水族館のツイッターより)「許せない!野外水槽の魚がほぼ死に絶え、子どもの憩いの場が奪われました」
SNS上で怒りをあらわにしたのは、京都市内にある水族館の館長です。
花園教会水族館は、教会のガレージを改装して作られ、10年以上前から寄付によって入場料無料で運営されてきました。
館内には190種類の魚や爬虫類などを展示していますが、異変が起きたのは今月中旬のことです。
(大井田里佳・京都支局記者)「今月中旬、こちらの教会にある屋外水槽のコイが死んでいるのが見つかり、その後も相次いで魚が死んだということです」
屋外の水槽に展示していたのはコイや金魚など5、60匹。
当初、館長は自身の管理不足を疑い、水の入れ替えなどを行いましたが、その後も次々と死に始めたといいます。
不審に思い水槽を調べたところ、底から1本のたばこの吸い殻を発見。
館長によると、たばこに含まれる毒性の高いニコチンによる水質変化が原因とみられるということです。
(篠澤俊一郎・館長)「生き物に子どもたちが出会ってほしいというところから出発したので、それができなくなるのは本当に申し訳ない気持ちでいっぱい」
この事態を受け水族館は、やむなく屋外展示を中止しました。
近くに住む人たちは・・・
「悲しいですよね」、「わざわざ水槽に入れるっていう神経がわからない。生き物がいるところに入れるのは考えられない」、「子供らが楽しみにして、見に来ている。大切にしてあげてほしいなと思う」