工事現場で土砂崩れ、68歳作業員が生き埋めも無事救助 「胸辺りまで埋まっていて、みんなで土砂をどかした」新潟

新潟・村上市で28日、大雨で土砂崩れが発生し、1人が一時生き埋めになったが、無事救助された。
28日午後2時半前、新潟・村上市の災害復旧工事現場で「山が崩れて、生き埋めになった」と、作業をしていた人から消防に通報があった。
男性作業員(68)が崩れてきた土砂に巻き込まれ、首から下が埋まった状態だったが、午後6時過ぎに救助され、救急車で病院に搬送された。消防によると、会話ができる状態だったという。
工事関係者はそのときの様子を「(胸あたりまで)埋まっていて、みんなで土砂をどかした」と話す。
現場では作業員6人が、2022年8月の記録的な大雨により、せき止められた沢の復旧工事をしていた。ほかの5人は逃げて無事だったが、男性作業員1人が、崩れてきた土砂に巻き込まれたという。