54歳の消防士長を逮捕 介抱する70代タクシー運転手を殴りけがさせた疑い 福岡

28日深夜、北九州市消防局の職員が小倉南区の自宅前で、タクシー運転手を殴りけがをさせたとして現行犯逮捕されました。
◆70代タクシー運転手を殴った疑い
傷害の疑いで現行犯逮捕されたのは、戸畑消防署の消防士長・中園千博(なかぞの・ちひろ)容疑者(54)です。中園容疑者は、28日午後11時50分ごろ小倉南区中曽根の自宅前で、70代のタクシー運転手の顔を殴りけがをさせた疑いが持たれています。タクシー運転手の男性は、目の周辺を打撲する軽傷を負いました。
◆中園容疑者は黙秘
警察によりますと、中園容疑者は酒を飲んだ後、同僚の男性とタクシーで帰宅中に車内で寝込み、同僚とタクシー運転手が自宅前で介抱していたところいきなり怒りだしたということです。取り調べに対し、中園容疑者は黙秘しています。
北九州市消防局の本脇尉勝消防局長は「市民の皆様の信頼を大きく損ねたことを深くお詫び申し上げます。今後、事実関係について確認し厳正に対処いたします」とコメントしています。