立憲民主党の滋賀県連代表を務める徳永久志衆議院議員が6月27日、離党届を提出し次の衆院選に無所属で出馬する意向を明らかにしました。 立憲民主党の滋賀県連代表を務める徳永久志衆議院議員は28日、滋賀県庁で会見を開き、離党する考えを示しました。その理由について次のように話しています。 (徳永久志衆議院議員) 「内閣不信任案の提出で決心しました。今の政権を倒して我々が政権を担うぞというような気概があってこそ、内閣不信任案の提出に迫力が出るし、国民の皆さん方も注目をしていただけるのではないか。私個人として強い違和感を覚えた」 そのうえで、次の衆院選では無所属で新滋賀2区から出馬する意向を示しました。 「新しい政治のありかた、あるいは政党のありかた、そうした部分を無所属でフリーの立場で模索・追求をしていきたい」 徳永議員は2021年の衆院選に旧滋賀4区で出馬し落選しましたが、比例復活で当選。次の衆院選では区割り変更に伴って新滋賀2区で立憲民主党からの公認が決まっていました。 会見に先立って徳永議員は東京都内で岡田克也幹事長と面会したうえで離党届を提出。岡田幹事長からは「受理しない、預かっておく」と言われたということです。 (立憲民主党 岡田克也幹事長) 「残念なことだと思う。離党をいますることの責任は重いと言わざるを得ない」 岡田幹事長は離党届を受理せずに除名など厳しい対応をとる可能性を示唆しています。