佐賀県内で28日の夕方から夜にかけて佐賀市を中心に、「電線から火花が出ている」といった内容の通報が消防や警察に相次いだ。九州電力佐賀支社にも、同様の問い合わせが約100件寄せられたという。同支社は、22日夜から23日未明にかけて県内に最も接近した台風17号が影響した可能性があるとみている。
同支社によると、台風による強い風で海水が巻き上げられ、海水の塩分が電線の細かな傷が入った部分に付着。塩は電気を通しやすく、28日夕方から降った雨により、さらに電気が流れやすくなったため、ショートして火花が多発したと推定している。
また、佐賀市内では同日午後6時35分頃、約4040戸が一時停電した。このうち、佐賀市南部を中心とした約30戸は、火花の発生が影響した可能性があるという。
同支社は「火花が発生している電線や切れた電線を見つけた際は、すぐに近くの営業所へ連絡をしてほしい」と呼びかけている。