会社経営の31歳男性を暴行し車に押し込み監禁か 会社経営の55歳男ら3人を逮捕

6月30日、京都府警は、会社経営の男性の顔面などを殴る暴行を加え車に押し込み監禁したなどとして、会社経営の男ら3人を逮捕したと発表しました。 営利目的略取と監禁などの疑いで逮捕されたのは、大阪市の会社経営・山村政幸容疑者(55)、自称愛知県豊山町の引越業経営・太田僚容疑者(34)、京都市下京区の飲食業・東山哲也容疑者(38)です。 警察によりますと、山村容疑者らは去年8月、31歳の男性が経営する会社に押しかけ、男性に対して顔面や腹などを殴る暴行を加えて脅迫したのち、男性と従業員2人を車に押し込み、男性のキャッシュカードを奪って現金210万円を引き出したうえ、男性らを監禁した疑いがもたれています。 男性とともに車内に監禁されていた従業員の1人が、隙をみて同僚にLINEで助けを求めたことで事態が発覚。山村容疑者らは約1時間後、男性らを会社に連れ戻して解放したということです。 男性は車内でも暴行を加えられていて、顔や頭を打撲するなど加療16日の軽傷を負ったということです。従業員2人にけがはありませんでした。 警察は3人の認否を明らかにしていませんが、山村容疑者ら3人はいずれも調べに対し「関与したことは間違いない」と供述しているということです。 男性と山村容疑者とは面識があり、警察は2人の間で金銭トラブルがあったとみて、詳しいいきさつを調べています。