3日午後3時20分ごろ、東京都港区新橋3のビルで、「火が激しく燃えている」と通報があった。
東京都港区新橋3のビル火災で、近くに住む60代女性は「会社で仕事しているときにドーンとすごい音がした。カミナリなんてもんじゃない。今まで聞いたことのないような音で、体が浮かび上がった。大きなトラックがビルにぶつかったのかと思った。外に出たら2階の窓から炎がごうごうと噴き出していて、10分ぐらい燃えていた。それから黒い煙がモクモクあがっていた」と興奮した様子で話した。
また、近くのお好み焼き屋「パチパチ」のマスター、岡野健二さん(48)は「爆発の1時間前に荷物を取りに来た知り合いが『ガス臭い』と言っていた」と証言。その後に大きな爆発音を聞いたといい、「僕らが『バーン』という音を聞いて、外を見たら、ビルの2階のものが飛び散らかっていて、出火した。赤い炎が窓からはみ出るくらい勢いよく出ていた。人が死んでもおかしくないようなレベルだった。2次災害が怖い」と話した。