乳幼児がかかりやすい夏風邪の一種「ヘルパンギーナ」の患者数が最近10年間で最多になったことが、国立感染症研究所が4日に公表した感染症発生動向調査(速報値)でわかった。
ヘルパンギーナは、38度以上の発熱と、口内にできる水ぶくれが特徴。速報値によると、6月25日までの1週間に、全国約3000の小児科定点医療機関で診断された患者数は計1万8176人で、1医療機関あたり5・79人。2014年7月中旬の同4・94人を上回り、この10年間で最多となった。
都道府県別では、宮城が1医療機関あたり14人と最多で、鹿児島の同12・25人、静岡の同10・12人が続いた。18都府県で、厚生労働省研究班が示した警報水準(1医療機関あたり6人)を上回っている。