乳幼児がかかりやすい夏風邪「ヘルパンギーナ」が流行し、札幌市で7年ぶりに警報が出されています。
札幌市白石区にある保育園です。
にこまるえん白石 大澤えりか園長 「保護者に注意喚起するために、玄関に飾っている」
先月中旬からの2週間で、6人の園児がヘルパンギーナに感染しました。
にこまるえん白石 大澤えりか園長 「急に高熱が出始める子どもが多くて、つらそうにしていたから、最初はインフルエンザかコロナかなというところで」
お散歩から帰ってきたら、しっかり手洗い・うがいをします。 ヘルパンギーナは唾液や便から感染します。 手袋をはめて、使用済みおむつはトレイに置き、床にふれないようにします。 新型コロナの5類移行で、マスクを外して、表情が見えるようになり、給食も保育士と一緒に食べられるようになりましたが、心配な面もあります。
にこまるえん白石 大澤えりか園長 「お互い距離が近かったり、飛沫がとぶから、その辺は懸念して、保育士たちの消毒を徹底しないといけない」
ヘルパンギーナは、5歳までの乳幼児がかかりやすく、6月から9月下旬までが流行期です。 突然の高熱のほか、口の中に水泡ができ、症状は1週間ほど続きます。 札幌市内の1医療機関あたりの感染報告数は、過去4年間と比べ、今年は報告数が急増していて、7年ぶりの警報が出されています。 小児科の医師は、さらに感染が拡がると見ています。
円山ため小児科 多米淳医師 「子どもたちは、夏休みに入ると感染症は一時的に収まる、集団生活が無くなるから、夏休みが始まるまでのあと2週間は注意が必要」
新型コロナの感染対策を徹底してきたことが、ヘルパンギーナ流行の引き金になったといいます。
円山ため小児科 多米淳医師 「子どもたちは、本来かかる病気や風邪にかからなかったことが3年数か月続いてしまったから、一気に広がっている可能性はひとつとして考えられる」
子どもが熱を出したときは、速やかに医療機関を受診してほしいと話しています。