北海道蘭越町の掘削現場から大量の蒸気が噴き出している問題で、現場の敷地で採取した水から農業用水の基準の300倍を超えるヒ素が検出されました。
蒸気が噴出している蘭越町の地熱発電調査の掘削現場で、5日に採取した水を調べた結果、ヒ素が、1リットルあたり15.9ミリグラム検出されました。 これは、農業用水の基準の318倍にあたります。 6日、蘭越町は川の下流地域について農業用水への取水制限を解除しましたが、この地域のヒ素の値は基準を下回っているため、新たな制限は行っていません。 掘削作業を行う三井石油開発は、ただちに人体に影響が出るものではないものの、水滴が皮膚に付着した場合はよく洗い流すよう呼びかけています。 また、蘭越町内では6日、新たに1人が体調不良を訴えました。 先月にも女性が硫化水素中毒になっており、健康被害はあわせて2人となっています。