高気圧の影響で、列島は12日も太平洋側を中心に各地で気温が上昇している。予想最高気温は東京都心で36度など、関東甲信は連日の猛暑が見込まれ、環境省と気象庁は14都県に熱中症警戒アラートを発表した。
気象庁によると、12日午前10時時点の最高気温は、神奈川県小田原市35・2度、静岡市駿河区と山梨県大月市33・9度。東京都心では午前11時過ぎに35度を超えた。
一方、上空の大気が非常に不安定になり、11日夕方から夜に埼玉、千葉、茨城などで激しい突風による被害が相次いだ。12日午後から13日にかけても関東甲信や東海で同様の気象状況が予想され、気象庁は落雷や突風に注意するよう呼びかけている。また、九州北部から東北の日本海側では大雨の恐れがある。