70代女性の頭をブロック片で殴る 強盗傷害の疑いで68歳男逮捕 奪った金はボートレース場などで使用か 大阪

大阪市北区の路上で13日、高齢の女性が頭を殴られ、現金などを奪われた事件で、警察は68歳の男を逮捕しました。
強盗傷害の疑いで逮捕されたのは、住居不定・無職の下山敏広容疑者(68)です。
下山容疑者は13日、大阪市北区の天満橋の下を通る歩道で、散歩中だった70代の女性の頭を背後からブロック片で殴り、現金6000円やスマートフォンなどを奪って逃げた疑いが持たれています。
女性は腰の骨を折るなどの重傷を負いました。
警察によりますと、下山容疑者は事件後、奪った金を神戸市内のボートレース場などで使っていたとみられます。
逮捕された際には小銭しか持っておらず、警察に対し、「借金をしていて、催促がいやになった。所持金が尽き、空腹も限界で犯行に及んだ」と話しているということです。