立憲民主党の泉健太代表が新潟県長岡市を訪れ、次の衆院選に向けた新潟での野党間の連携について容認する考えを示しました。
米山隆一衆議院議員の政治資金パーティに駆け付けた立憲民主党の泉健太代表。
【立憲民主党 泉健太代表】「すわ解散ということであれば“総決起集会”になっていたというふうにも伺っておりますけれども、和やかにこうして、こうして円卓を囲めるというのは、しばしの落ち着きということかもしれません」
米山議員の支援者らを前に講演し、次の衆院選は10月下旬投開票の可能性もあるとして「解散の可能性は間近にある」と語りました。
その次期衆院選について立憲民主党新潟県連は1日の常任幹事会で、候補者調整を含め、これまでの“野党共闘”路線を継続する方針を固めていました。
泉代表は5月に、日本維新の会や共産党と小選挙区で候補者調整を行うことを否定しましたが、6月下旬に事実上、その方針を転換していました。新潟での野党共闘について、泉代表は…
【立憲民主党 泉健太代表】「地域ごとに最善の姿、形を作っていくという中で、新潟の中で成り立つ形があるのであれば、それはひとつかなと」
このように話し、新潟県内での共闘の動きを容認する考えを示しました。
一方、新潟県連の幹事長を務める米山隆一議員は「形式や理念も重要だが、それ以上に、新潟では協力関係の歴史が積み上がっている」と話し、引き続き選挙戦に向けた態勢づくりを進めていくとしました。