「ルフィ」今村容疑者を再逮捕 広域強盗 千葉事件も指示か

全国で相次いだ広域強盗事件のうち、1月に千葉県大網白里市で起きた事件も指示したとして、警視庁捜査1課は20日、強盗致傷容疑などで、フィリピンを拠点とした特殊詐欺グループの幹部、今村磨人(きよと)容疑者(39)を再逮捕した。
今村容疑者は昨年5月に京都市で起きた事件で、「ルフィ」などと名乗り実行役らに指示したとして、先月、強盗容疑で逮捕された。大網白里事件では「ミツハシ」と名乗っていたとみられ、捜査1課は今村容疑者が複数の名前を使い分けながら犯行を指示していたとみて調べている。
逮捕容疑は、ほかのメンバーと共謀し、今年1月12日午後7時半ごろ、大網白里市のリサイクルショップで70代男性店長に暴行し、けがを負わせたとしている。
今村容疑者は京都事件でルフィなどと名乗り、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」を使って実行役らに指示を出していた。押収した携帯電話を解析するなどした結果、このルフィのアカウントに登録されていた携帯番号と、大網白里事件のミツハシが同じ番号を登録していることが判明。
また、大網白里事件で逮捕された男が「今村磨人に頼まれて実行役に金を渡した」と供述したことなどから、今村容疑者の関与が浮上した。捜査1課は別の強盗事件も指示した可能性があるとみて調べている。