22日兵庫県は、家畜伝染病の「豚熱」が南あわじ市内の養豚場で、確認されたと発表しました。
豚熱が確認されたのは南あわじ市内で、650頭の豚を飼育している養豚場です。
21日、養豚業者から「豚に異常がみられる」と県に連絡がありました。
農場で飼育していた子ぶたが、数頭死んでいたということです。
兵庫県によりますと、その周辺で飼育していた豚10頭について、遺伝子検査をした結果「豚熱」に感染したことが確認されました。
豚熱はウイルスにより起こる、豚やイノシシの熱伝染病で強い感染力と高い致死率があります。
豚熱が確認された養豚場で飼育されている650頭はすべて殺処分されるということです。