男性2人が行方不明になっていた新潟県魚沼市の越後駒ヶ岳で24日、会社員の男性（48）が発見され、死亡が確認されました。数百メートル離れた所で別の男性1人も見つかり、死亡が確認されていて、警察が身元の確認を急いでいます。
警察によりますと、越後駒ヶ岳で発見され死亡が確認されたのは、新潟市西区小針南の会社員、山田純一さん（48）です。山田さんは24日午前6時過ぎ、捜索中の警察官と消防隊員により桑ノ木沢付近で発見されましたが、その場で死亡が確認されました。また、午前8時ごろには、山田さんの発見場所から数百メートル離れた所で、別の男性1人も発見されましたが、死亡が確認されたということです。
山田さんは、長岡市東川口に住む弟の阿部智也さん（45）と越後駒ヶ岳を訪れていました。22日昼頃、山田さんの家族に「これから登る」と連絡がありましたが、下山する予定だった23日の夕方になっても連絡がとれなかったことから、家族が警察に通報したということです。
2人は沢登りをしていたとみられ、警察は途中で滑落したか、増水した沢で流されたのではないかとみて死因や事故原因を調べています。