25日午後3時20分頃、大分県由布市湯布院町湯平の 花合野 (かごの)川の砂防ダム工事現場で、作業員2人が川に流されたと110番があった。県によると、流されたのは40歳代と60歳代のいずれも男性。同日午後6時20分頃、花合野川とつながる同市庄内町の大分川で、心肺停止の男性1人が見つかり、その後、死亡が確認された。県が関連を調べている。
県によると、現場では2020年7月の九州豪雨を受けて県が発注した砂防ダムの工事が行われており、2人は元請けと下請け会社の作業員だという。
元請けの大分市内の建設会社によると、事故当時、現場には約10人の作業員がいた。雨が急激に強まったため、全員で川から上がろうとしたところ、2人が流されたという。