6歳男児殺害遺棄 激しい暴行…食事できないほど衰弱か 検察は4人の鑑定留置を検討 神戸

神戸市で6歳の男の子を殺害したとして、母親らきょうだい4人が逮捕された事件で、男の子は亡くなる直前、激しい暴行の影響で食事もできないほど衰弱していたことがわかりました。
穂坂修ちゃん(6)の母親・沙喜容疑者(34)と叔父の大地容疑者(32)らきょうだい4人は先月17日から19日にかけて、神戸市の自宅で修ちゃんの背中などを鉄パイプのようなもので複数回殴り、殺害した疑いが持たれています。
警察によりますと修ちゃんの死因は外傷性ショックで、大地容疑者は修ちゃんの背中などを足で踏みつけていたということです。
その後の捜査関係者への取材で修ちゃんは死亡の直前、暴行を受け続けて衰弱し、食事もできない状態だったことが新たにわかりました。
検察は、事件当時の4人の精神状態や刑事責任能力を調べる鑑定留置を検討しています。