台風6号なぜ“迷走”? 気象予報士が解説 沖縄便再開で福岡に帰ってきた人たちは

沖縄を直撃した台風についてです。非常に強い台風6号は、週明けには強い勢力を保ったまま九州など西日本に近づく恐れもあります。沖縄を通過後“折り返して”、九州への接近も予想されます。複雑な動きの理由を気象予報士に聞きました。
■撮影者
「やばいことになっています。倒壊しています。」
沖縄県を直撃した大型で非常に強い台風6号の影響で、これまでに民家の車庫が倒壊し、90歳の男性が亡くなるなど、2人が死亡、41人が重軽傷を負っています。空の便の欠航が続いた那覇空港では3日午後、3日ぶりに一部の便の運航が再開され、足止めされていた観光客などで混雑しています。
再開した便で、福岡に帰ってきた人に話を聞きました。
■7月31日に福岡に帰る予定・那覇空港から到着した人
「那覇で3泊、急きょホテルを取って。毎日(飛行機の予約を)取っては、フライトがなくなって。ようやくきょう、飛び始めた1便になんとか滑り込んだ感じです。ほぼ1日目以外は台風だったので、部屋でカップラーメン食べて過ごしました。」
■8月1日に福岡に帰る予定・那覇空港から到着した人
「大変でした。広島ですけど、福岡経由でいまから新幹線で帰ります。」
スピードが遅く、長時間沖縄を暴風域に巻き込んだ台風6号は、いったん沖縄本島付近の西に抜けましたが、週末にかけて東寄りに進路を変え再び沖縄や奄美に近づいた後、週明けには強い勢力を保ったまま九州など西日本に近づく恐れもあります。
どうして沖縄本島周辺で引き返すような進路をとると予想されるのか、気象予報士の堀井さんに聞きました。
■気象予報士・堀井よしみちさん
「これまでは太平洋高気圧が西に勢力を強めていて、(台風は)西寄りに進んでいました。ただ、あす(4日)以降は太平洋高気圧の勢力が東に弱まる。台風も、それにあわせて太平洋高気圧のへりを進んでいく形になりそうです。この時期は上空を流す風が非常に弱いので、ゆっくりしている分、見かけ上、かくんと曲がっているように見えるんですけど、夏台風特有の複雑な動きの一つです。」
沖縄本島周辺で“迷走”している台風6号の影響で、福岡空港によると台風の進路によっては、再び沖縄便の全便が欠航する恐れもあるということです。