「平和をあきらめない」 元安川に鎮魂の灯籠 広島原爆の日

広島原爆の日に川に浮かべた明かりで犠牲者の冥福を祈る灯籠(とうろう)流しが6日、広島市中区の原爆ドーム前の元安川であった。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために中止していた一般参加を4年ぶりに再開。約5000基の鎮魂の光が川面いっぱいに広がった。
戦後間もなく地元商店街の店主たちが開いたイベントで、この日は希望者が平和記念公園内で長蛇の列をなし、思い思いの言葉が書かれた灯籠が水面に浮かべられた。
家族3人で訪れた広島市立五日市小5年、谷本花さん(10)は「戦争は人がつくる だから 平和も人がつくる」と書いた灯籠を浮かべた。学校の授業で平和の実現のために何ができるかを考え「決して平和をあきらめない。友達を大事にするというのが自分にできること」と願いをこめた。【岩本一希、川地隆史】