障害者手帳に別人のマイナンバーひも付け 番号を誤入力 奈良

奈良県は8日、身体障害者手帳に誤って別人のマイナンバーをひも付けるミスが、上牧町で1件あったと発表した。個人情報の漏えいなどの被害はなかったとしている。
身障者手帳の交付申請を受ける際、各自治体はマイナンバーカードも一緒に提出してもらい、情報をひも付けしている。県によると、住民は2020年に手帳の交付を申請した。しかし、この住民がカードの発行手続きをしていなかったため、町職員が住民基本台帳ネットワークでマイナンバーを探し、ひも付け作業を実施。その時に誤って別人の情報を入力してしまったという。23年6月に手帳の再交付申請があり、ミスが発覚した。【吉川雄飛】