パワハラ被害を訴えた北海道北見市役所の職員に対し担当課長が申し立てを取り下げるよう迫ったとされる問題で、市は第三者委員会を設置して事実確認を行うと明らかにしました。
パワハラ被害を訴えている北見市の職員によりますと、2013年から北見市では市の職員5人が上司から「死ね」「BAKAだよな」といった暴言などを受け続け、これを市に対してに去年1月に訴えたところ窓口の担当課長から「申し立てをしたのがあなただと特定されたら、守れない」と訴えを取り下げるよう促されたということです。
このパワハラをもみ消そうとした疑惑で10日、北見市長が臨時会見を開き、第三者調査委員会を設置すると明らかにしましたが、訴えのあったパワハラについては対応済みとして調査しないということです。