【台風6号】各地で土砂崩れ被害 宮崎では線状降水帯が…4市町村に一時緊急安全確保も

九州の西側を北上した台風6号の影響で、九州や四国では10日未明にかけて、線状降水帯が発生しました。宮崎県では4つの市町村に一時、緊急安全確保が出されたほか、各地で被害も確認されています。
9日夜から10日未明にかけて、宮崎県内でも線状降水帯が発生し、小林市では1時間で93.5ミリの猛烈な雨を観測。
4つの市町村に一時、緊急安全確保が出され、孤立した住民が消防に救助された地域もありました。
また、1時間で58.5ミリの激しい雨が降った宮崎県北部の日之影町の国道では土砂崩れが発生し、通行止めになりました。
高原町の広原地区では、「(蛇口を回して)ちょっとしか出ないですね。やっぱ困りますよね。洗濯物がね、洗えないから」と話す人も。
水源地に土砂が流入した影響で配水の機器が止まり、断水が発生しました。地区の376戸で影響が出ており、高原町では総合運動公園で給水を行い、対応することにしています。