大麻取締法違反容疑で東京農大ボクシング部の部員らが逮捕された事件で、警視庁薬物銃器対策課は10日までに、乾燥大麻を所持したとして、同法違反(営利目的所持)の疑いで、部員の大学生岩渕大輔容疑者(21)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。一連の事件でボクシング部員の逮捕は3人目。
捜査関係者によると、逮捕容疑は7月5日、別の部員の男(19)と共謀し、東京都世田谷区桜丘3丁目の東農大関連施設の駐車場で、乾燥大麻約59.6グラム(末端価格29万8千円相当)を所持した疑い。
駐車場は同部の寮の近くで、警視庁は共謀したとされるこの部員を同法違反容疑で8月1日に再逮捕していた。