沖縄タイムスデジタル編集部おすすめのコンテンツを紹介する「デジ編チョイス 今週の沖縄ニュース」。8月5日~11日の担当は新垣綾子です。
1週間にわたり、沖縄に居座った台風6号の余波が色濃く残った日々となりました。道路沿いの木々が豪快に倒され、旧盆前に収獲を予定していたスイカやパインなど農作物の被害も明らかに。スーパーに行っても、卵やパン、肉類の陳列棚に商品がない状況が続き、日頃の備えや食料自給力の重要性を痛感しました。
台風に関連して私が気になった1本は、企業の経営課題を見極め、助言する国家資格「中小企業診断士」の那覇会場の試験が中止となったというニュース。1年に1回しか行われないのに、再試験もないとのことで、オンライン署名などで救済措置を求める声が上がりました。
合格率が4%ほどだという超難関。過去に私の知人が、1年間休職してまで試験勉強に打ち込み、執念で合格を勝ち取った姿を見ていたこともあり、「それはないよ」という受験予定者の落胆ぶりや簡単には諦められない思いに強く共感しました。気になる試験の行方は、こちら↓
納得の順位? 沖縄県民に聞いた住みたい街
続いては、東京都の建設・不動産会社「大東建託」が発表した九州・沖縄8県の「いい部屋ネット 街の住みここち・住みたい街ランキング」。沖縄県民などを対象に、生活の利便性や行政サービスの満足度などの視点から、住み心地の良さや住んでみたい街を浮かび上がらせています。 人口減少・少子高齢化の中、子育てや就労支援を充実させ、移住や定住を促す自治体が全国的に増えています。自分たちが住む地域はどうなっているのか。ランキングで現在地を知ると共に、その地の魅力を高める沖縄県内市町村のさらなる施策を期待したいですね。
目指せ頂点!! 吹くか沖尚旋風
最後は高校野球。夏の甲子園大会が始まり、沖縄尚学が11日の初戦2回戦で、いなべ総合学園(三重)を3-0で下し、16強入りを果たしました。夏はやっぱり甲子園。県勢が勝ち進むと、気持ちが上がりますね。
エースの東恩納蒼投手や主将の佐野春斗二塁手ら沖尚ナインの横顔に迫った上中下の連載「沖尚ナイン 夏初の頂点へ」を読めば、もっと深く試合が楽しめるはず。3回戦は15日の第1試合(午前8時開始予定)。長崎の創成館との九州勢対決です。
ちなみに、不動産専門ファイナンシャルプランナーで、本紙エキスパートEyeでもおなじみの友利真由美さんは、ちょうど2年前の8月、甲子園に関する記事に登場。「ヒットを打ったら〇〇をごちそうする」と新聞広告を出す、ユニークな高校球児の応援方法が話題になりました。
今年のごちそうは「宮古すば(そば)」とのこと。沖尚ナインの皆さん、見てますかー。
それでは皆さま。充実した週末をお過ごし下さい。