高知で水難相次ぐ…大岐海岸で流された56歳男性死亡・土居川で流された64歳男性も死亡

台風7号が日本列島に近づく中、高知県内で13日、水難事故が相次いだ。
午前10時15分頃、土佐清水市の大岐海岸で、家族で遊泳中の大阪市大正区、会社員栗田義法さん(56)が沖に流された。約10分後、付近でサーフィンをしていた人に救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警によると、栗田さんは帰省中で、午前10時頃から家族とビート板を持って泳いでいた際、波にさらわれ、沖合約70メートルまで流されたという。
午後1時頃には、仁淀川町土居甲の土居川で、近くのキャンプ場の利用者から「男性がカヌーにしがみついて流されている」と119番があった。県警などが約1キロ下流で兵庫県加古川市の会社員岩崎淳一さん(64)さんを発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。
県警によると、岩崎さんは家族3人で土居川を訪れていたという。