京都造形芸術大が校名変更へ 「名称が同一」と反発も

京都市左京区の京都造形芸術大が来年4月、校名を「京都芸術大」に変更することが28日、造形芸術大への取材で分かった。幅広い芸術の教育や研究に取り組むことをアピールするのが狙いというが、同市西京区の京都市立芸術大は「名称や略称と同一、あるいは酷似しており混乱を招く」と反発している。
造形芸術大によると、短期大と四年制大学が統合して現在の形に。学科数は17で、漫画や文芸など造形芸術にとどまらない教育、研究も実施するようになった。略称に「京芸」「京都芸大」は使わないといい、担当者は「2校はまったく異なる大学だし、混乱はないのでは」と話している。