台風7号、温帯低気圧に=北海道西方の日本海で―気象庁

気象庁は17日、台風7号が午後3時に北海道西方の日本海で温帯低気圧に変わったと発表した。北海道の日本海側は風が強く、滝川市で午後1時55分ごろに最大瞬間風速23.5メートル、利尻富士町で午後3時10分ごろに同24.7メートルを観測した。
7号は15日朝から夜にかけて近畿を縦断し、その後は日本海を北上した。勢力は弱まったが、台風に向かって南から暖かく湿った空気が流れ込み、16日から17日にかけては断続的に静岡、岐阜、岡山、高知、徳島各県で大雨となった。
総務省消防庁の17日朝のまとめでは、台風7号による重傷者は8人、軽傷者は57人となった。
[時事通信社]