コロナ感染者数が微減、連休中の休診影響か…厚労省「本当に減少したのか判断できない」

新型コロナウイルスの感染状況について、厚生労働省は18日、全国約5000か所の定点医療機関から、7~13日の1週間に報告された感染者数が1医療機関あたり14・16人だったと発表した。前週比0・90倍だが、厚労省は「連休による休診が影響した可能性もあり、本当に感染者が減少したのか判断できない」として、お盆明け以降の拡大を警戒している。
都道府県別では、佐賀の24・59人が最多で、石川の21・06人、鳥取の20・76人、愛知の20・70人が続いた。最少は、6~7月に急拡大した沖縄の6・72人で、13週ぶりに10人を下回った。
鹿児島が前週比0・63倍、福岡が同0・67倍など、これまで感染者数が多かった九州地方で減少幅が大きかった。