那覇署は21日、自らが経営する飲食店内で部下の従業員複数人を監禁し、暴行を加えたなどとして、住所不詳で自称無職(35)と、自称仙台市の会社員(46)の両容疑者を逮捕監禁致傷などの疑いで逮捕したと発表した。同署は捜査に支障が出るとして認否を明らかにしていない。
同署によると、両容疑者は何者かと共謀し、7月21日午後9時ごろ~翌22日午前1時半ごろまでの間、那覇市松山の飲食店で20代と30代の男性従業員に目隠しし、両手両足を結束バンドで束縛し、不法に監禁し暴行するなどしてけがを負わせた疑いがある。
店の売上金を巡ってトラブルがあったという。同署はこの店舗に暴力団員が関わっているとみて詳しく調べている。