千葉県での長期停電など各地に大きな被害をもたらした台風15号で、被害に便乗した悪質商法が横行している。消費者生活センターなどにはこれまでに約200件の相談が寄せられており、消費者庁は注意を呼び掛けている。
同庁によると、台風15号被害に関連するとみられる消費者からの相談件数は25日までに千葉県や東京都など7都県で199件。うち151件は17日以降に寄せられており、日を追うごとに増加傾向にある。
「火災保険で住宅を修理できると業者から電話がかかってきた。調査に来てもらうことにしたが断った方がいいか」。「屋根瓦がずれていると言われ、父が補修工事契約をした。クーリングオフさせたい」などの相談が寄せられているという。
同庁は「大規模災害の後は、点検商法や便乗商法などのトラブルが多くなる傾向にある」とし、不審な勧誘を受けた場合は消費者ホットライン「188」に電話するよう呼び掛けている。
台風被災者への悪質商法は、千葉県警も高額請求の相談が相次いでいるとして注意を呼び掛け。24日には「次の台風も来ている」と言って屋根の修繕契約を迫った会社員の男が特定商取引法違反容疑で逮捕された。