岸田首相、防衛増税時期「柔軟に判断」=認知症対策で会議新設

岸田文雄首相は25日、防衛費増額に伴う増税の実施時期について「与党と緊密に連携し、柔軟に判断していきたい」と述べた。「行財政改革を含めた財源調達の見通し、景気や賃金の動向と政府の対応を踏まえて判断する方針は変わっていない」と説明した。首相官邸で記者団に語った。
首相はまた、認知症対策の推進に関する会議を27日に発足させると表明。厚生労働省が認知症治療薬「レカネマブ」を正式承認したことについて、「認知症治療は新たな時代を迎えた」と歓迎した。
[時事通信社]