18歳の男子高校生が新潟県の商業施設で従業員を切りつけたとして、逮捕されました。客もケガをしていて、男子高校生は「言い訳はありません」と話しているといいます。目撃者が事件直後の様子を語りました。
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25日夜『news zero』は、事件があった新潟・長岡市のショッピングモールへ。
記者
「時刻は午後8時前です、車が結構止まっていてお客さんが多そうです」
ただ、常連客らはある異変を感じていました。
常連客
「『いつもより車少ないね』って話してました。(施設内は)人はいつもより少ないかなと思いました」
「いつもレジに(店員)1人だけだったりする店が2人でいたり」
各出入り口に警備員を配置できるよう準備を進めているというショッピングモール。25日、そこに入るスーパーの食品フロアには規制線が張られ、白いシートで目隠しがされていました。その周りには複数の警察がいて、手には「さすまた」も持っていました。
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このショッピングモールで、18歳の男子高校生が包丁で従業員を切りつけ、現行犯逮捕されたのです。客を含む3人がケガ。その様子を見たという買い物客は…
事件直後を目撃した女性
「警察官と話している感じで、そんなに暴れている感じはなかった」
――表情は?
「下向いたりとかはしてなくて、普通に座り込んで前を向いている感じ。目とかもはっきり開いてた印象。『高校生だったんだ』という感じ」
高校生と被害にあった3人に面識はなく、“通り魔事件”の可能性も出ています。
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「客が見知らぬ男に切りつけられた」と従業員から通報があったのは25日午前。
現場は新潟県のJR長岡駅から直線距離で3キロほどにある「リバーサイド千秋」。飲食店やスポーツ用品店など約120店舗が入る長岡市内最大のショッピングモールです。
警察によると男子高校生は、その中にあるスーパーに1人で来ていたとみられます。包丁で60代の女性客の首を、40代の女性も同様に首を切りつけたとみられています。その後、背後から40代の男性従業員も切りつけたとみられています。このとき男性は腹部に打撲を負いましたが、高校生から包丁を取り上げたということです。いずれも軽傷だった3人。高校生と被害者らは面識がなかったということです。
事件当時、男子高校生は叫んだりする様子はなく、店内は事件に気づかないくらいの静かさだったといいます。
事件直後を目撃した女性
「フードコートに行ったんですけど、もし先に食品コーナーに行ってたら出くわしていたのかなと思うと、ゾッとするというか鳥肌で。(ニュースでも)“無差別に” という感じだったから、子どもをカートに乗せて無防備で買い物して歩いていたから」
一時はショッピングモールに警察が約40人駆けつけるなど、騒然となりました。
ショッピングモール利用客
「怖いですね。普段何気なく買い物していますから」
――高校生がいても違和感ない?
ショッピングモール利用客
「映画も隣にあるんで、映画行く前にご飯食べたり買い物したり。身近な場所でそういうのがあるのはびっくりしました」
「言い訳はありません」と容疑を認めているという男子高校生。殺意についても認めていて、警察は動機についても詳しく調べています。
(9月25日放送『news zero』より)