娘の遺体2年半放置疑い、北九州 71歳母を逮捕

長女の遺体を市営住宅の室内に2年半ほど放置したとして、福岡県警小倉北署は29日、死体遺棄の疑いで北九州市小倉北区南丘、無職浄西定栄容疑者(71)を逮捕した。白骨化しており、DNA型鑑定で身元を特定した。死亡の経緯を調べている。
逮捕容疑は2021年2月~今年8月23日ごろ、自宅に長女里恵さん=当時(46)=の遺体を遺棄した疑い。「娘は生きているので間違いです」と容疑を否認している。
署によると、死因は不明で、遺体に目立った外傷や争った形跡はなかった。里恵さんは別の場所に住民登録されており、署は生前の生活状況を確認している。