フリースクールや不登校をめぐる自身の発言について滋賀・東近江市の小椋正清市長が初めて謝罪しました。 (東近江市 小椋正清市長)「僕は文科省がフリースクールの存在を認めてしまったということに、がく然としているんですよ」 10月に県の会議でこう話した東近江市の小椋市長。「不登校の大半は親の責任だ」とも発言していました。これについて10月24日、滋賀県の三日月大造知事は次のように述べました。 (滋賀県 三日月大造知事)「配慮ですとか思いを十分に持った発言ではなかったというふうに思います」 そして10月24日午後、渦中の小椋市長を直撃。改めて真意について聞くと次のように答えました。 (東近江市 小椋正清市長)「あくまで制度の問題について言及しただけで、個々のフリースクールを否定するものでも親御さんを批判したものでも全くありませんので。もし私の言葉でそういう方々が傷ついたということであれば本当に申し訳ない。言葉足らずだったという認識をしております」 会議での発言後、初めて謝罪し、10月25日に改めて会見で説明するということです。 一方、東近江市教育委員会は「学校に行きづらくて苦しんでいる児童生徒や保護者の方に対して配慮に欠けた発言だ」とする文書を小中学校の保護者向けに通知したということです。