溶かした覚醒剤を布バッグ20個に染み込ませ、女がグアテマラから密輸図る…宛先は渋谷の民泊

液体に溶かした覚醒剤を布製バッグに染み込ませて密輸しようとしたとして、東京税関は23日、米国籍で無職の女(27)を関税法違反容疑で東京地検に告発したと発表した。告発は17日。
発表によると、女は8月中旬、仲間と共謀し、中米グアテマラから航空貨物で覚醒剤約1キロ(末端価格約6400万円)を染み込ませた布製バッグ20個を密輸しようとした疑い。
成田空港の税関検査で発覚した。覚醒剤は鑑定中のものを合わせると、計約2キロに上るとみられる。荷物は東京都渋谷区の民泊が宛先となっており、東京税関は女が受け取り役だったとみている。