きょう午前7時ごろ、福岡市南区の路上で登校中の小学3年と2年の男子児童がサルに襲われけがをしました。
福岡市南区や隣接する那珂川市では先月以降、子供を含め住人がサルにかまれるなどの被害が相次いでいて警察が注意を呼びかけています。
◆「サルが道路を徘徊している」
26日午前7時すぎ、近くに住む住民から「サルが道路を徘徊している」と警察に通報がありました。けがをしたのは通学中の小学生2年生と3年生の男の子で、ふたりは別々に登校していました。小学3年の男の子が左手首をかまれたほか、小学2年の男の子が右ふとももを引っかかれ病院で手当を受けていますが、いずれも軽傷だということです。
◆目撃者「木に登って逃げた」「中型犬くらいの大きさ」
目撃者のひとりは、「小学生の男の子が4人で歩いていて1人襲われた。手首に傷を負っていたようだ。その後サルは木に登って逃げた」と話しています。また別の住民によると「サルは中型犬くらいの大きさだった」ということです。
◆9月以降サル被害あいついでいた
福岡市南区や隣接する那珂川市では先月以降、子供を含め住人がサルにかまれるなどの被害が相次いでいて、警察が子どもたちが登下校する時間にパトロールを強化していました。