大阪府吹田市の市立吹田市民病院は27日、平成29年度の入院患者7167人の個人情報を、18日間にわたって同病院のホームページで誤って公開していたと発表した。患者の氏名や年齢、入退院日のほか、病名や治療方法などが掲載されていた。
公開されていた期間は今月1日午前9時から18日午後0時55分まで。個人情報が記載された患者側からの指摘で判明し、公開を停止した。
個人情報は、入院患者に対する治療計画の実施率を示すページに掲載。元データから個人情報を除いたうえで開示することが決められていたが、担当職員がマニュアルを確認してなかった。
病院は、患者におわびの文書を送付するとともに、29日に問い合わせの専用電話を設置するとしている。徳田育朗理事長は「管理体制の見直しを行い、再発防止に努める」とコメントした。