岸田文雄首相を揶揄(やゆ)する「増税メガネ」という言葉が国会で取り上げられた。27日の衆院予算委員会で、立憲民主党の長妻昭氏が「増税メガネという言葉は気になりますか」と問いかけると、岸田首相は「いろいろな呼び方があるものだなと思っている」と苦笑いで答えた。
「増税メガネ」をめぐっては、SNSで拡散されたことを岸田首相はいやがっているとの見方がある。一方で、公人の首相とはいえ、外見を批判することへの批判もある。
長妻氏は「まぁ、私もメガネなんでね」としつつ、「増税メガネと呼ばれるのを気にするあまり、減税に走ったと言われている」と指摘した。
岸田首相は「所得税、住民税の減税で還元することによって物価高に対して支援する」と答えた。
首相は、税収増分を所得税と住民税の減税で還元し、速やかに低所得者に給付を行うとした。防衛増税については「2024年度から実施できる環境になく、所得税の定額減税と同時実施とはならない」と表明。「減税との整合性の問題は生じない」と強調した。ただ、期限付きの減税については効果を疑問視する声もあり、支持率回復につながるかは不透明だ。