世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が、東京都多摩市内に建設を計画している研修施設について、政府が解散命令を東京地裁に請求したことを理由に、いったん建設の見合わせを決めたことがわかった。
教団は昨年4月、同市永山の土地約6300平方メートルを民間会社から取得。400人規模の施設建設を計画し、今年7月から、既存建物の解体工事に着手していた。教団は取材に対し、「解体工事は続けるが、解散命令請求の結論が出るまでは、建設を見合わせることになる」と述べた。
施設の建設を巡っては、地域住民らが今春から、反対運動を展開。市や市議会も教団に対し、新たな建物の整備などは行わないように申し入れをしていた。政府が解散命令の請求方針を表明した今月12日には、阿部裕行市長が「白紙に戻すように強く求める」とコメントした。