結愛ちゃん虐待死 男「理想の子どもにするため」

東京・目黒区で船戸結愛ちゃん(当時5)を虐待の末に死なせた罪などで起訴された当時の義理の父親の裁判員裁判が始まり、被告は起訴内容を大筋で認めました。

(社会部・古賀康之記者報告)

船戸雄大被告(34)は逮捕時より痩せていて、終始うつむいた様子で話を聞いていました。雄大被告は義理の娘だった結愛ちゃんの顔を殴るなどの暴行を加えたうえで放置し、死亡させた罪などに問われています。1日の初公判で、雄大被告は「結愛さんの体に危険が及んだのを感じたのは3月1日ごろだったと思います。他は間違いありません」と大筋で起訴内容を認めました。検察側は冒頭陳述で「結愛ちゃんに水シャワーを浴びせたり食事制限をしたりしたほか、顔を何回も殴った」と指摘しました。一方、弁護側は「結愛ちゃんが過度に食事を取っていることに気付き、理想の子どもにするために食事制限をした」などと述べ、雄大被告は時折、涙を流していました。裁判は連日続く予定で、元妻で結愛ちゃんの母親の優里被告への証人尋問も行われます。