8日午後、札幌市中央区の駅前通りの交差点で女性2人が車にはねられ、病院に運ばれました。 2人をはねたとみられる車は現場から立ち去っていて、警察はひき逃げの可能性もあると見て捜査しています。
<現場から中継>三栗谷皓我記者 事故があった現場です。 歩行者の女性はこちらの横断歩道を、すすきの方面に横断しようとしたところで、東側から交差点に侵入してきた乗用車にはねられました。 目撃者の方の話によると、はねられた女性は中央分離帯の前に倒れていたということです。 警察によりますと、午後1時すぎ「乗用車が歩行者2名をはねて、その場から立ち去った」と110番通報がありました。 はねられたのは20代と30代の女性2人で、このうちの1人は頭部から出血していましたが、意識はあり命に別状はないということです。
目撃者 「信号が青になった瞬間に左を見たら横断歩道で車が(人を)はねるところを見た。フロントガラスが割れるような、ドシャーンみたいな音が聞こえた。一人はかすった感じで倒れただけだが、もう1人は車の前に出てしまったので、車の真ん中に当たり、2メートルくらい跳ね上がった感じ。はねた車はガラスが割れてて若干顔が見づらかったが、真顔で東から西にまっすぐ、70~80キロ出しながら駆け抜けていった」
一方、逃げた車について、2人をはねる直前に、警察のパトカーに停止を求められましたが、逃走したということです。 また、特徴が似た車が、乗客を乗せたバスと衝突したという情報も入っていて、警察は、この事故との関連を調べています。