処理水差し止め求め2次提訴=漁業関係者ら300人超―福島地裁

東京電力福島第1原発の処理水海洋放出で漁業権などを侵害されたとして、新たに福島県内などの漁業関係者ら300人超が9日、国と東電を相手取り、放出差し止めを求める訴訟を福島地裁に起こした。9月に約150人が提訴しており、2次提訴となる。
原告側は、海洋放出が漁業権や住民の人格権などを侵害し、国の決定は違法だと主張。原子力規制委員会による放出計画の変更認可と設備の使用前検査の合格取り消し、東電による放出の中止を求めた。
[時事通信社]