クマ捕獲費用の国負担を求め、鈴木知事が東北の知事らと環境省など訪問 批判殺到の“駆除”の必要性周知も要望

クマによる人的被害が過去最多となる中、鈴木知事は、東北の知事らと一緒に環境省などを訪れ、クマの捕獲の費用などを国で負担するよう要請しました。
鈴木知事は、北海道東北地方知事会の達増拓也会長らと、環境省と農林水産省を訪問し、クマ対策への支援を要請しました。 ニホンジカとイノシシだけが指定されている「指定管理鳥獣」にクマを追加し、捕獲や駆除の費用を国が負担することや、住宅周辺での猟銃の使用基準を明確にすることなどを求めています。
北海道東北地方知事会 達増拓也会長(岩手県) 「クマ類の出没抑制対策の財源の確保や、法に基づく有害捕獲の制度改革の必要性、国民の理解促進について要望します」
また、クマを駆除した自治体に批判の電話が殺到しているとして、必要性の周知も国に求めました。